円の法則
今日はこの「円の法則」の意味と、同類の意味で使われている仏教の言葉「因果応報」「身口意の三業」などと合わせて書いてみました。
自問自答しながら、自己を見直すキッカケとなれば幸いです。
例「奥さんを大事にしていなかったから熟年離婚されたのも因果応報だね」など、悪い結果がもたらせた場合によく使われる言葉ですが、本来の因果応報は、良い結果と悪い結果を表します。
因は原因を表し、果は結果を表し、「良いことをすれば良いことが起き、悪いことををしていれば悪いことが起きる」というのが仏教における本来の意味。
何か悪いことが起きた時、自分のせいだと考えず、誰かに責任を押し付ける人もいますが、「因果応報」の考えに従って、「どこか自分にも悪いところがあったのではないか」と反省する方が、良い方向へ人生を改善することができます。
反対に良いことが起きた場合は、自分の行いが良い結果を招いたのだと考え、ますます自分の行いをよくするよう努めましょう。
自分の行動をよくする上で大事なのは、「心を整えること」です。心が乱れていては同じことをやっていても失敗しやすくなり、不幸に近づいてしまいます。
「心を整えること」が、幸せに向かう第一歩なのです。
穏やかな心で良い結果を招くようにしてください。
著書「ブッタの教え」より
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